【必見】高齢出産のリスクとリスクを減らす方法

高齢出産

近年、女性の社会進出が盛んになり高齢出産をする人の割合が高くなっています。キャリア形成より出産を優先したくても、仕事を長期にわたって休むと復帰しづらくなるように思えて、なかなか妊娠に踏み切れないというケースも多いです。

何歳になっても家族が増え、赤ちゃんを迎えるのはとても嬉しいことですが、ライフプランを考える上で、何歳まで出産することができるか知ることは重要になってきます。

下のグラフは「出産千人あたりの赤ちゃんの死の数」を表しています。

このグラフを見ると20歳から年齢を重ねるごとに赤ちゃんの死亡率は徐々に高くなっていき、45歳以上になると急激に高くなることがわかります。
ちなみに日本での出産の最高齢は2001年に無事出産した当時60歳の女性の記録だそうです。

では、なぜ高齢出産にはリスクが伴うのでしょうか?

高齢出産のリスクと原因

高齢出産とは35歳以上で初めて出産することと、WHOをはじめとする諸国で定義されています。35歳を過ぎてくると卵巣の機能が低下し、健康な卵子が作られにくくなってくるため、以下のようなさまざまな影響が出てきてしまうのです。

ダウン症など先天異常のリスクが上昇

・流産のリスクが上昇

妊娠高血圧症候群になるリスクが上昇

では、このようなリスクを減らすには何をすれば良いのでしょうか。

高齢出産のリスクを減らす方法

出生前診断を受ける

出生前診断とは生まれてくる赤ちゃんが先天的な病気や異常をもっているかを調べる検査のことです。これを受けることで胎児にダウン症などの染色体疾患があるかどうか知ることができます。

出生前診断にはNIPT 、羊水検査、絨毛検査などがあります。

NIPT・羊水検査・絨毛検査・着床前診断の違いって何?
妊活を始めるにつれ NIPT・羊水検査・絨毛検査・着床前診断という言葉をよく耳にすると思います。しかし、これらの違いをよく理解していない人が多いの現状です。NIPT・羊水検査・絨毛検査の3つは「出生前診断」に分類される検査方法です。「出...

葉酸を服用する

生まれつき脳や脊柱に異常が起こる「神経管閉鎖障害」を予防するため、妊娠前から葉酸を摂取することが勧められています。妊娠6週末で神経管の閉鎖が完成することから、妊娠成立1ヶ月以上前から葉酸を摂取するのが効果的です。
ほかにも葉酸の摂取により、先天性の心疾患や自然流産が減少するとする報告もあります。

葉酸はホウレンソウやブロッコリーなどに含まれていますし、サプリメントも売られているのでしっかり摂取することをオススメします。

さいごに

高齢出産にデメリットはありますが、やはり家族が増え、赤ちゃんを迎えるのはとても嬉しいことです。
出産を後悔しないために、高齢出産に関する正確な知識をつけ少しでのリスクを減らすことが大切になってきます。妊娠前から葉酸を服用したり、出生前診断を受けるのか、受けないのか、よくパートナーと事前に話し合っておくことが重要です。

高齢出産
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はじめまして。私は2007年に医学部を卒業し現在、産婦人科全般と周産期医学を専門として大学病院に勤務しています。2018年に高齢出産で苦労した経験があるので、高齢出産を考えている人の力になれればいいなと思い、この「高齢出産のたより」を始めました。
高齢出産のたより

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